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2008.09.11
新ブラウザー「クローム」はデザイナーの悩みの種
グーグルからついに公開された新しいブラウザー「Chrome(クローム)」をさっそく試したユーザーも多いのではないだろうか。ユーザーにとってはブラウザーの選択肢がまた一つ増えることになるが、ウェブデザイナーにとっては悩ましい面もある。
クロームのインターフェースデザインは、いたってシンプルである。タブはアドレスを入力する枠(オムニボックス)の上部にあり、「オペラ」と類似した配置になっている。タブはドラッグして順番を変更できるようになっており、かつその際にページの内容がサムネイルで半透明に表示されるようになっていて使いやすい。

動作も軽快だが、あまり多くのタブを開きすぎると、タブがどんどんと小さくなってしまい見づらくなってしまう。他の多くのタブブラウザーと比較して使い勝手の面においては、まだまだ改善の余地がありそうである。

クロームの一番の目玉は、自動補完機能を搭載したオムニボックスである。ユーザーがここにアドレスを入力し始めると、入力された文字列から始まる人気のサイトのアドレスが自動的に候補として表示される仕組みである。グーグルは今後、ユーザーがオムニボックスに入力したさまざまな情報をグーグルのサーバーに蓄積していくことを明らかにしている。
設定によってこの情報収集を差し止めることもできるが、外部からはプライバシーの問題を指摘する声も少なくはない。しかし、グーグルはクロームの公開によって、新たなユーザー情報を取得する手段を確保し、核となるサーチエンジンの精度の更なる向上へと向かっていくのであろう。
ユーザーにとってみれば、クロームの登場で、また新たなブラウザーの選択肢が増える。その結果、複数のブラウザーを用途によって使い分けることなどが可能となる。各ブラウザーの特性を理解し設定を変更することや、プラグインなどを追加して、自分好みの機能を追加するなど楽しみも増えるのではないだろうか。
しかし、ウェブデザイナーやウェブ開発者など、ウェブサイトの作り手側からすれば、悩みの種が、またひとつ増えることになってしまうかもしれない。ウェブサイトは、印刷物と違い、ユーザー側の環境によって、見え方が大きく変わってしまうメディアである。モニターの大きさや、解像度の設定、OSの種類、そしてブラウザーの種類とバージョンなど、これらの無数にある組み合わせによって、サイトの見え方が大きく違って見えてしまうことがあるのである。
ウェブデザイナーは、ユーザーがどのような環境であっても、なるべく一定の見え方になるように気をつけながら、ウェブサイトを制作している。このクロスブラウザーへの対応がウェブデザイナーにとって、もっとも時間のかかる仕事となることが多いのである。
では、ウェブデザイナーは、どのようにクロスブラウザーへの対応をしながら、ウェブサイトを制作しているのであろうか。
実際のところ、もっとも一般的なのは、やはり各ブラウザーをインストールして、ひとつひとつチェックしていく方法である。しかし、日々アップデートされる各ブラウザーについて、すべてのバージョンを用意することはかなり難しい。ウェブデザイナーは主要ブラウザーをインストールして確認し、その他のブラウザーに関しては、ツールなどを使用することもある。そのうちのいくつかを紹介しよう。
・IE Tester
IE Testerは、インターネット・エクスプローラー(IE)の複数のバージョンを同時に確認できるツールである。特にIE6とIE7での見え方に大きな違いがあり、現在でも多くのユーザーがIE6を利用しているため、ウェブデザイナーの間では必須のツールとなっている。
クロームのインターフェースデザインは、いたってシンプルである。タブはアドレスを入力する枠(オムニボックス)の上部にあり、「オペラ」と類似した配置になっている。タブはドラッグして順番を変更できるようになっており、かつその際にページの内容がサムネイルで半透明に表示されるようになっていて使いやすい。

動作も軽快だが、あまり多くのタブを開きすぎると、タブがどんどんと小さくなってしまい見づらくなってしまう。他の多くのタブブラウザーと比較して使い勝手の面においては、まだまだ改善の余地がありそうである。

クロームの一番の目玉は、自動補完機能を搭載したオムニボックスである。ユーザーがここにアドレスを入力し始めると、入力された文字列から始まる人気のサイトのアドレスが自動的に候補として表示される仕組みである。グーグルは今後、ユーザーがオムニボックスに入力したさまざまな情報をグーグルのサーバーに蓄積していくことを明らかにしている。
設定によってこの情報収集を差し止めることもできるが、外部からはプライバシーの問題を指摘する声も少なくはない。しかし、グーグルはクロームの公開によって、新たなユーザー情報を取得する手段を確保し、核となるサーチエンジンの精度の更なる向上へと向かっていくのであろう。
ユーザーにとってみれば、クロームの登場で、また新たなブラウザーの選択肢が増える。その結果、複数のブラウザーを用途によって使い分けることなどが可能となる。各ブラウザーの特性を理解し設定を変更することや、プラグインなどを追加して、自分好みの機能を追加するなど楽しみも増えるのではないだろうか。
しかし、ウェブデザイナーやウェブ開発者など、ウェブサイトの作り手側からすれば、悩みの種が、またひとつ増えることになってしまうかもしれない。ウェブサイトは、印刷物と違い、ユーザー側の環境によって、見え方が大きく変わってしまうメディアである。モニターの大きさや、解像度の設定、OSの種類、そしてブラウザーの種類とバージョンなど、これらの無数にある組み合わせによって、サイトの見え方が大きく違って見えてしまうことがあるのである。
ウェブデザイナーは、ユーザーがどのような環境であっても、なるべく一定の見え方になるように気をつけながら、ウェブサイトを制作している。このクロスブラウザーへの対応がウェブデザイナーにとって、もっとも時間のかかる仕事となることが多いのである。
では、ウェブデザイナーは、どのようにクロスブラウザーへの対応をしながら、ウェブサイトを制作しているのであろうか。
実際のところ、もっとも一般的なのは、やはり各ブラウザーをインストールして、ひとつひとつチェックしていく方法である。しかし、日々アップデートされる各ブラウザーについて、すべてのバージョンを用意することはかなり難しい。ウェブデザイナーは主要ブラウザーをインストールして確認し、その他のブラウザーに関しては、ツールなどを使用することもある。そのうちのいくつかを紹介しよう。
・IE Tester
IE Testerは、インターネット・エクスプローラー(IE)の複数のバージョンを同時に確認できるツールである。特にIE6とIE7での見え方に大きな違いがあり、現在でも多くのユーザーがIE6を利用しているため、ウェブデザイナーの間では必須のツールとなっている。
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