サービス開始から1年を経ずして400万会員を集め、1人あたりの月間平均利用時間や平均訪問回数がYouTubeよりも多いなど、「はまる」サービスとして注目されているニワンゴの「ニコニコ動画」。エイベックスや吉本興業といった大手コンテンツプロバイダーとの提携で注目度がさらに高まっているが、テレビに取って代わることは不可能だと運営元のニワンゴで取締役管理人を務める西村博之氏は言う。

西村氏によれば、技術面や広告面など、いくつかの点で課題があるという。

総務省の試算によれば、日本のトラフィック総量は720Gbps。ニコニコ動画のトラフィックは1視聴あたり約500kbpsなので、144万人が同時に見ようとしたらダウンしてしまうし、そもそもそれに耐えうるサーバは作れない

すでにニコニコ動画ではピーク時のトラフィック量が60Gbpsに達し、「日本のトラフィックの12分の1を使っちゃってる」という状況。アクティブユーザー数は1日100万人程度であることを考えると、数百万〜数千万人に同時に同じものを見せるというテレビと同じ機能を果たすことは物理的に不可能と言っていい

また、動画制作コストが広告効果に見合わないとも指摘。「ネットのためだけに動画を制作するような会社はほとんどない。制作費を考えたら検索連動型広告のほうが確実」

「これらの要素が全部成り立たないと難しい。だから個人的には、1〜2年は動画ビジネスは成り立たないと思う。親会社(ドワンゴ)は株価対策のために2008年9月期中の単月黒字化を宣言しているけど、僕はうまくいかないと思ってる。僕はドワンゴの株は持っていないので」
<参照:CNET>http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20361579,00.htm
ID登録者、400万人を突破したニコニコ動画関連記事を一挙に紹介する。

コンテンツプロバイダーが動画を有料配信できるようにするほか、「時報」と呼ばれる枠を広告枠として販売する。

 ニコニコ動画ではMTV Networksの番組を配信するViacom International Japanや吉本興業グループ、エイベックス・エンタテインメントなどが公式コンテンツを提供することを表明している。これらの企業が番組を有料配信できるようにする考え。ひとつの動画を1週間見られる権利を販売するほか、1カ月単位で特定の動画が見放題の有料チャンネルなどつくることを考えている。

ニコニコ動画は現在赤字だが、親会社のドワンゴは2008年9月期中の単月黒字化を公約している。開発者ブログによれば、「あと5割ほど収入を増やせば、黒字化できそうなところまできている」という。

 なお、開発者ブログでは「いまのうちからいっておきますが、赤字脱出したあとも、われわれは、もっともっと儲けたいなあと思う気持ちマンマンでありますが、黒字になってもニコニコはニコニコで変わりません」と、独自の“ニコニコ節”で収益化と独自文化の維持を両立することを宣言している。 <参照:CNETJAPAN>http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20360466,00.htm

▼ニコニコ動画関連記事
ニコニコ動画のID登録者、400万人を突破 [From CNET Japan]
2007年11月14日 11時20分 ニュース
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20361003,00.htm

ニコニコ動画、JASRACと管理楽曲の利用許諾に向けた協議を開始
2007年10月30日 19時04分 ニュース
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20359945,00.htm

MTVの番組がニコニコ動画で公式配信--視聴者の声を吸い上げ
2007年09月28日 11時36分 ニュース
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20357444,00.htm

「AmebaVision」がニコニコ動画への対応を中止--今後はアメブロとの提携を検討
2007年10月02日 18時44分 ニュース
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20357739,00.htm

ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ
2007年10月30日 15時41分 ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html



人気の楽曲に自作の動画を組み合わせた、いわゆる「MADフラッシュ」は個人的にはまったく興味がないので完全放置であるが、一つの主要としているニコニコ動画では音楽著作物の利用合法化により、更にまた大きく加速拡大するアイテムになることだろう。
個人的には現在、人気アーティストのPVやテレビ番組を見逃したあと、オプションソフトを使って、さぁニコ動でキャプル(録画)か!といった具合が定番になっている。
・・・見習いたい。
とても為になる記事を紹介する。

ニコニコ動画は、ドワンゴ代表取締役会長でニワンゴの代表取締役社長も務める川上量生氏と、ドワンゴ研究開発本部 研究開発部 技術支援セクションの戀塚昭彦氏の2人が中心となって開発された。川上氏が「こんなことできる?」と言えば、戀塚氏が10分で実装する、といった具合だ。意思決定をする人とそれを形にする人、という少人数構成で、「極限まで効率化されたスピード開発」(溝口氏)をしていった。8月16日付けのニコニコ動画 開発者ブログで「(戀塚氏が)毎回、徹夜して斃れる直前にみんなに送られてくる彼からのメッセの内容は新機能ができたしらせでもなければ、バグがなおったわけでもなく、彼がニコニコ動画で見つけた面白い動画のURLなのです」と書かれているように、戀塚氏は常にニコニコ動画を使っている。それにより、問題点をいち早く見つけ出し、改善できるというわけだ。《参照:CNETJAPAN》http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20361283,00.htm